アラキタウン

黒歴史や生き恥を切り売り

恋する乙女と守護の楯 薔薇の聖母 のプレイ後の感想

AXLの十周年記念の企画作品だそうです。
前作 恋する乙女と守護の楯 の続きですね。
正直忘れてますwww
無印をやり直してからプレイしようかと一瞬思ったのですが、実家に置いてきてしまい・・・

無印のときと設定はあまり変わってなかったですね。
しいて言うなら修史の女装スキルが、テレジアの時の経験を踏まえ進歩しているところですかね。
後輩に化粧のことを教えたりできるようになっていた。

 

個人的にツボだったのがちびキャラですね。

デフォルメされた絵が大好きなので。

 

 

 

 

今回は部長にも焦点が当てられていまして、ちょっとした過去やかっこいいCGが作られていたりして、ただの変態上司から、強い有能変態上司にジョブチェンジでした。

クライマックスの時、バックの歌で無印の時のOPが流れるのが無印のファンとしては感動です。


水無瀬希望ちゃん

無口で暗くて髪で顔か隠してる女の子
髪をアップにすると超絶美人!! ゲンジツデハアリエナイヨネ
少女マンガでよくありそうとか思ってしまった。

凄腕スパイ??であるとこの主人公の背後を、存在感が薄いってことだけで取ってしまうのすごくないですかね。

怪我がすぐ治る体質とか没落貴族とか、設定が結構多い子って印象でした。
天然癒し系キャラがすごく良かったです。

希望ちゃんの臓器移植しても拒絶反応まったく起こらないのすごい。
研究して多くの人間救って欲しい。
希望ちゃんは研究に協力して多くの人間救って欲しいですね~。
話の流れ的に人体実験or普通の人生しかなかったぽいですけど・・・これはバトル展開にするためにはしかたなかったのかな。

拒否反応起こらないから、脳移植のリスクが少なく、希望ちゃんに移植し、そしてその子供に移植し、を繰り返しての永遠の生命設定はすごいけど、脳移植自体のリスク・・・

桂をボコルシーンはスカッとしました。
確かに、死亡を決め付けるのは早すぎ怪しすぎですよね。
さらっと修史の昔のことも出てきましたし、風巻先生がラスボスなのも衝撃的でしたね。
部長と風巻先生とのバトルがちょっと悲しかった。

最後の卒業式で戻ってくるんですから、希望ちゃんおいしいとこがわかってますよね~


ソーニャちゃん

銀髪ショートのロシアロリのキャラ。
お姉ちゃんを殺した恨みを晴らすために学校に潜入まではわかるのですが。
復讐という目的を無くさせたから、逆恨みで修史を襲うようになるのはちょっととっぴすぎませんかね・・・
ちょっとずつソーニャちゃんが心を開いていく描写が書かれていて私は満足です。
ただ、「へんたい女装野郎。」と罵るソーニャちゃんも捨てがたい。

 

 


そして、資金援助の無くなった紫法院を助けるために多額の寄付をして理事長になってくださる方として現る雪乃さん。
無印ファンは大歓喜ですよ。

莉里ちゃんルート
男装の麗人キャラですね。修史とまったく逆な立場ってとこが良いですね。
しかも帯刀してる。初めはちょっと痛い感じのキャラかと思ってしまいました。
よくある設定かもしれませんが、普段男っぽい格好をしているから、女の子らしい趣味をしていることをばれるのが恥ずかしがっちゃうのがグッドです。

作家になりたいから、大学にいって文学部に入って勉強したい。けど実家のケーキ屋が経営難だから言えないいい子なんですよ~。
実際は大学行かなくても作家になれるよ~って思うのですが。

ラストの風巻先生を追いかけるシーンで、莉里ちゃんと一緒に馬に乗り追いかけるのがかっこよかったです。なんていうかリボンの騎士みたいな。。。

真愛ちゃんルート
お嬢様で高飛車で偉そうでポンコツアホの子けれどカリスマ性はあるナイスバディキャラです。
これだけ見たら好きにならなさそう。こういったキャラって大体、有能だから許されてるキャラが多いのに、さらにポンコツ。正直初めは僕も苦手かもって思っていました。
ですが、アホの子なりに頑張っていて、どんないじめにあっても真っ直ぐで意思を貫く姿勢に
付き従う者が現れ、人気が出てきたのですよ。
その過程を考えるとほろりと涙が・・・

このルートの女装バレが一番ひどかった気がします。
着替えているところに現れゾウさんを見られる。
一番重要なシーンなのだから、もっとドラマチックな展開・・・いや、一つくらいはこういった展開もあっても良い。

そして真愛ちゃんは実は伝説のスパイの娘だったり、お爺さんは実の父だったり、実の父だと思っていたのはブラフでと、設定がどんどん追加されて狙われちゃうのはちょっと可哀相でした、

ラストで子どもが生まれていて、幸せそうなシーンにほっこり。そして未だに女装任務を続けている修史君に泣き(TT)。

麻衣ルート
所謂今回のスパイ仲間枠兼真愛ちゃんの専属の毒舌メイドさん。ツーサイドアップの髪型がかわいい。
変装が上手くて常に何かを演じているっていうキャラでボイスチャットは、忍者だったり幼女だったりお父さんになったりといろんな演技をしてスパイ。
それでいて、修史の親代わりの部長の養子であるという複雑な形の義兄妹みたいになっているのが面白かったです。

でも麻衣がスパイだということは修史には明かしてなかったので、ばらされた時はびっくりの修史さんですが、他のルートで、麻衣がスパイだと何回も明かされるので割りとあっさりでしたね。

麻衣が修史の元に遊びに来るようになった時に、姉キャラになったり妹キャラになったり忙しいやつだって思いました。
今まで演じて生きてきたから自分が無いと悩んでいるですが、部長が怪我をした時に心配して部長に抱きつき自分を出すことが出来る、普通にいい話でした。


まとめとしては、当時は少なかった男の娘ゲーの一つであり、設定がすごく面白いと思っていた、大好きな作品の続きが時を経って忘れた頃にまた続きが見られて感動です。
絵、シナリオともに安定していますし、なんていっても主人公の修史君がかっこいい。
次は20周年で続きがプレイできることを期待していましょうかね。