アラキタウン

黒歴史や生き恥を切り売り

真かまいたちの夜 感想

少し前にかまいたちの夜をプレイしてめっちゃ面白かったので、買ってみたのです。

 

 

かまいたちの夜 輪廻彩声 - PSVita

かまいたちの夜 輪廻彩声 - PSVita

 

 

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3Dは取っつきにくいかと思われましたが、思ったよりすんなり入ってくる。

というか、描写をちゃんと3Dで表現することにより、文章と想像の差異が無くなるので、これはこれで画期的だと感じました。

たまにいる、文章読んでも頭に入ってこないとか言ってる人にプレイさせてあげたい。

 

あと声優が豪華。

なんか声が付いたのが、賛否両論だったみたいですが、僕は一番最初にプレイしたかまいたちの夜が、輪廻彩声だったので、なにも感じませんでしたわ笑

 

 

操作面

スキップできないのが本当に辛すぎました。

フローチャートから飛べということなのでしょうか?

オートモードで一番読み進めるスピードを早くしたのがスキップ的なノリだったのでしょうか?

 

 エンディングムービーが飛ばせないのも、ダメだと思いますわ。

この手のノベルゲーって何度もクリアするじゃないですか。

その度に、エンディングを見なきゃいけないのはダルい。

 

お触りとかは面白いとは思いましたよ。

 

ミステリー編

一番大事なミステリー編が一応納得できるトリックで、満足でした。

まぁ偶然が過ぎるだろっとは思いますが。

ちゃんと複線を張り巡らせて、ちゃんと回収した上で、納得できる解があるのは好評価ですね。

推理小説みたいなトリックを期待した人からしたら、これは不満あるだろうとは思いました。

 

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雪乃ちゃんが実は従業員で、鵜飼さんが殺人犯でマスターに化けていたなんて、思いつかなかったし、全然気づかなかった。

黒井さんと雪乃ちゃんはコミュ障が過ぎるとは思いますが笑

 

他のレビューで、複線が分かりやすいなどと書かれているのをちらほらと見たのですが、

その人たち凄すぎって思います。

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ビンゴ編

主人公が書き上げては無くしていた小説が異常な方法で戻ってくるという話なのですが、

その戻り方のバリエーションに笑った。

ローズさんが超高速で小説の内容を語って、それをカセットで録音するのが一番面白かったかな。

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ラーメンの底に文章が写り始めて小説が返ってくるのには、ネタ切れかなって思ってしまいましたし、件の話自体の面白くなさから、飽きて来てましたが。

ラストがすごく良いのですが、突拍子過ぎて受け入れられてない自分がいました。

 

顔と声を変えられたという部分がラストで繋がって来るとは。。。

 

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鎌鼬

正統派のミステリー小説でした。

かまいたちの鎌が盗まれて、それを使って殺人が起きる。

そして、地の文で、「犯人は誰でしょう?考えてみてください。」みたいなことをしてくるのはゲームならではって思いました。

 

 

ちなみに分からなさすぎて攻略サイトを見ましたが、凍ったタオルを使った殺人装置は流石に無理があると思ってしまった。

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殺人までの展開がとても雰囲気ある感じで好きなのですがね。

 

このルートでは鵜飼さんがずっと「かまいたちのせいだ~」って言っているのが少しうざかった。

 

死神編

ミステリー編では赤城さんの死体が男湯にあったけど、それと違って、ちゃんと赤城さんの死体が女湯にあるのは、導入としては引き込まれましたね。

次はどんな展開になるのかと。

 

あと死神のルールも試みとして凄く面白かったと思います。

赤い文字が死亡フラグってことでいいのですよね。

これを出したらだめってルールだと思います(たぶん、)。

 

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トリックに関しては、よくあるすり変わりもの、すりかわっているのがバレないレベルの厚化粧していた。とか言われても、正直無理があるのではって思ってしまった。

他の人間に化けるのってそんな化粧だけで出来るものではないのでは・・・って

 

ここは死神のルールが大事で、トラックは2の次と考えるべきなのかな。

 

スパイ編

かまいたちの夜の面白いところの一つで、ルートによって人の役割や性質、性格ががらっと変わるところですね。

みゆきちゃんが二重スパイという役柄に変わっており、かっこよかった。すぐ死んじゃったけどね。

 

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無印のかまいたちの夜でも、スパイ編はありましたが、そのルートでの真里ちゃんがすごくかっこよかったので、

京香ちゃんもかっこいいシーンがあるかと期待したのですが、割りと早く敵に捕まるし、色々期待外れだった。(勝手に期待しておいて、勝手にガッカリして何様だ!って感じですが・・・)

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そして、コードネーム「かまいたち」の凄腕スパイであり、京香ちゃんのおにいさん。

 

コマンドーかな?

お兄ちゃんかっこよくて、もう、主人公こいつでいいよって感じでした。

 

面白さでいうとスパイ編が一番面白く感じましたね。

スパイアクションはすごくかっこよく書かれているし、時折入るギャグの切れも良かった。

 

でも、お触りモードで敵を打つ操作に関してはいらないなって感じですね。

別に敵動かないからゲーム性皆無だし、打つ手順が無駄。

 

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妖怪編

いい意味での、おちゃらけ文章でした。

かまいたちの夜の面白いところの一つである、ルートによって人の役割や性質、性格ががらっと変わると前述しましたが、

ここまで、クールな池谷さんが妖怪ではっちゃけてるのは面白かった。

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雪乃ちゃんも攻撃的なキャラになっていて、今までに積み重ねてきた物がぶっ飛んだ感あった。

沙都美ちゃんのツッコミの切れが印象的です。

 

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まとめ

確かに肝心のミステリー要素のあるルートのトリックがぬるいとは感じますね。

ミステリーを楽しみにした人はキレても無理はないかなーっとは思います。

 

ギャグ要素のあるルートは、シュールなネタが好きな人には受けそう。

でも、嫌いな人多そうっとは思いました。

 

個人的に感じたのは、キャラの魅力ですかね。

やっぱり、初代はみんなキャラが立っていた。

なんかオーモリ君以外、全体的に印象薄いのですよね。

 

買ったときに、レビューで酷評されているのをチラッと見てしまったので、覚悟してプレイした分普通に楽しめました。

電車の中でのプレイが渋りますよ。

 

 発売当初は少し高かったようですが、今は結構安いので。

 

 

真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト) (特典なし) - PSVita

真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト) (特典なし) - PSVita

 
真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト) (特典なし) - PS3

真かまいたちの夜 11人目の訪問者(サスペクト) (特典なし) - PS3