科学アドベンチャーシリーズの１作目ですね。
シュタインズゲートが面白かったのでプレイしたいと思っていたのですが、なかなか手を出せずにいたのですが、カオスチャイルドなる作品も出てて、これはやらないといけないと一念発起いたしました。
というわけで買ったのはCHAOS;HEAD DUAL (通常版)
イエーイ pic.twitter.com/KVG073i4wa
— alaki paca / 荒木パカ (@arabiiiiiiiiiii) 2017年2月15日
一応ceroは18歳以上になっているのですよね。
露骨なエロ描写は無かったですけど、立ち絵のキャラの乳首ぽっちしていたり、妄想の中で服脱がされたりがありました。
ただ、それよりかはグロが原因で18以上なのかなって思います。
主人公の妹の手首がポロッってしちゃったりしますからね。
不満点としては、
妄想トリガーがわかりにくい。
ゲーム上でちゃんとチュートリアルなり何なりを入れて欲しかった。
めっちゃググったわ。
BGMがなってない無音の所が多いのが少し気になりました。
これは、不気味な感じを表現するためにわざとやっているのかも知れませんが、プレイしてて寂しい気持ちになりました。
個別ルートのラストシーンになると立ち絵やCGがいきなり減る。
この手のゲームではよくありますよね。
初めの方だけ余力があったのですかね。
〆切とかある世界だから仕方ないっていえば仕方ないのですが、初めの方は丁寧に作られている分少し残念。
カオスヘッドのメディカルレコード pic.twitter.com/oywwYRE4zW
— alaki paca / 荒木パカ (@arabiiiiiiiiiii) 2017年7月2日
科学アドベンチャーシリーズ、ほんとすこ
科学アドベンチャーシリーズの何が凄いって、現実ではありえないであろうことが、科学的に”これが出来て”こうなったらできるのではないかって説明されていて、その”これが出来て”ができないから無理なんだろうけど、なんか出来そうって思えてくるのがすごい。現実の理論と絡めてる感じが好感MAXです。
カオスヘッドでは、妄想を現実に出来る力をもつ人が出てくるけど、もう無敵じゃないか・・・って感じでした。
でも、考えさせられることばかりでした。
妄想でも周囲の人もそれを物と認識していたらそれは現実ではないか・・・これが周囲共通認識ってことですよね。
一番気になったのはVR技術のところです。最近流行っているヴァーチャルリアリティのことじゃなくてヴィジュアル・リビルディングのこと
脳は電気信号を与えられて物を感知しているから、とある映像の信号を与えてやれば、実際に見えて無くてもその映像が見える的なことですね。
これになぜ気になったかというと、シュタインズゲートでタイムリープするときの電話での記憶データの送信がこの技術のことじゃないかーーってなったからです。
脳はたくさんのアルゴリズムを実装しているわけではなく、たった一つ、学習するというアルゴリズムがあってそれで色々なことが出来ているといわれているらしい。
courseraのmachine learningの講座のweek4のNeurons and the brainでやっていたのですが、
https://www.coursera.org/learn/machine-learning/lecture/IPmzw/neurons-and-the-brain
カエルに第３の目を埋め込んだら カエルはその目をどう使うかを学習するらしい。
脳は送られてきたデータから、 そのデータをどう扱うかを 勝手に学んでいく。
つまりVR技術でまったく新しい信号（たとえば、ソナーの信号とか）を脳に直接送ってあげれば、周囲感知能力を得た人間とかが生まれるのだろうか。。。 とか考えさせられた。
とりあえず、現実の理論と絡めてあるので、そこから色々考えることが出来て面白い。
😏😏
ホラーテイストなのが良い
😊
普通に展開が怖いのですよね。
周りで起きているニュージェネレーションという異常殺人事件に関わる言葉「その目誰の目」が主人公の周りでふと現れたりするの怖かったですね。
一番最初に出てきた黒板に書かれた「その目誰の目？」の言葉にはゾッとしましたね。
普通に夜プレイするの怖かった。
主人公が自分が犯人ではないかと、多重人格ではないかの葛藤とか良くかかれてました。
殺人事件の内容も狂気すぎて怖かった。
とくに男性死体のお腹の中に胎児入れられている「妊娠男」事件とか、脳みそをくりぬかれている「ノータリン」事件とかよく思いつくと感心しました。
乳毛ってなんだろうと思っていたら、「乳」がnew「毛」がGEでgenerationのGEだったのですね。
この説明後半で入るから何かと思ったわ。
主人公の生活羨ましすぎ
僕も主人公みたいな生活したいと心底思いましたね。
秘密基地みたいなところに、ひっそりとオタ部屋作って、学校には卒業に必要な分の日数だけ行って、ＲＭＴでお金稼いで、こんな恵まれた生活している高校生とか勝ち組でしょう。
真面目な話、彼が本物のリア充です。
看護婦さん強すぎ
前述したとおりに、異常な殺人事件が町では起こっているのですが、
その中の妊娠男事件の、男の体内に残された胎児の調達場所が敵の一派の看護婦さんが麻酔無しで手術したというエピソードが狂気過ぎてね・・・
ただのモブ看護婦ではないだろうとは思っていたが、
主人公は実はコピーだった驚き
優愛に貴方は多重人格です。将軍という人格がいて、そいつが犯人です。貴方は知らないうちに殺人をしているのです。って言われて自分を疑い出し、しまいには自分の実家とか過去の詳細な記憶がないことに気がつくのですが、
実は主人公は能力によって産み出されたコピーだった事実にはめっちゃ驚きました。
おおーって声でるほどでしたし、いろんな謎が一気に解けるので、めっちゃスッキリでした。
妄想を現実にするのは強すぎ
— alaki paca / 荒木パカ (@arabiiiiiiiiiii) 2017年7月29日
肉体再生は強すぎでしょ。
頭をやられても再生するのは無敵過ぎだし、初めから妄想を現実にするのは強すぎだと思ってましたが、案の定でした。
これはバケモノ呼ばわりされても仕方ないですね。
ボスとバトル中にいきなりヒロインを押し倒すのは笑った。
敵の装置に触れることができるのは、敵のボスだけ、ならばそのボスを装置にぶつけて壊せばいいというのは見えた。
個人的には
こっちの方が戦いとしては絶望感あった。
特に左腕を潰されるところね。
そしてラストが悲しかった。
結局ヒロインに殺されるとはね。。。
主人公はしょせんコピーだし、オリジナルの寿命を奪ってるわけだからね。
各個別ルートがどれも悲しい。
リミちゃんは献身さに涙ですよ。
最後はオリジナルタクミの力を借りて敵を倒すも、元凶の機械は壊せないままやられちゃって終わって、
タクはリミに会いに行こうっとか言って終わりですよ。
バッドエンド過ぎる。
梢ちゃんは全員皆殺しにして、最後自分も打たれて終わりだし。
でも梢ちゃんルートのラストの絵は綺麗だと思いました。
一番悲しいと思ったのは七海ちゃんルートですね。
七海ちゃんのコピーを作って現実に逃避しているだけですよ。
オリジナル七海のことを思うと思うとo(T□T)o
BLUESKYのエンディングが綺麗に終わってて気持ちよかった。
「やっぱり殺せないよ。」
そう来そうとは思ってましたが、いざ来るとうぉーっとなってしまいました。
「あなたの弱さが好き」
この場面で言うなんて卑怯すぎーー(TωT)
「光は電磁波の波。その振動現象を、人は視覚は色として捕らえる」
「自分のデッドスポットに、望む色を当てはめれば」
「僕たちのあの空の色は、取り戻せる。」
いやー名台詞ですわ。
そして空に青空が戻る。
本当に綺麗な終わり方でした。
ただ、七海ちゃんの腕はくっついたのかどうかだけ気になる。
後日談とかあってもええやん！！
ファンディスクの方でわかるのでしょうかね？
これかららぶChuChuの方をプレイしたいと思います。
それにしても完成度高かった。
ちゃんと理論があるっていうのがいいですわー
