アラキタウン

黒歴史や生き恥を切り売り

テスト管理とかいう、今までで一番意味のない辛い仕事をした話

とある炎上中のプロジェクトにいきなり入れられた。

300人規模のかなり大きなプロジェクト。

 

そこで命じられた作業は、テストが遅れてるチームに、「ちゃんとスケジュール通りやって下さい」って言いに行き、

「なぜ遅れているか」「打開策はあるか」「いつまでなら確実に終わるか」などを詳細に聞き出し客先に伝える。という内容だ。

 

 

圧倒的にスケジュールから遅れてるため、怒った客先がこれをやるように言い出したとのことだ。

 

各チームさっさと対応して、まとめてテキストでも送ってくれたらそれで済むのだが、

炎上してバグの解決の見通しが立っていないチームの人達は、こんなことは完全に無視をする。

無視をされると、客先に報告できないため、客が怒るということだ。

 

無視をされないためにはどうすればいい?

そうだ!客先の知りたいことを執拗に聞き出すためのチームを作ろう!

 

ってことで生まれたテスト管理だそうだ。

なんて頭のおかしい・・・

 

現に聞きに行くと

チームリーダーは「そんなことしてる場合じゃないんだ!」

「テスト管理には本質的には何の意味もない。そんなことするくらいなら、他のことをやる。」

確かにそれもごもっともな意見なのですけどね。

 

そのくせテストのエビデンスをちゃんとまとめてなくて、確認作業をさせられ、エビデンスが足りないことがわかったりしたし。

しかも足りないことになったのは、

 

Aチームさん「ここのテストはBチームがやることになっているはずだ」

Bチームさん「ここのテストはAチームがやることになっているはずだ」

 

みたいな感じで情報が統合されず行き違いになってたせいだったのですよね。

それで怒る罵りあいとか見ていて辛かった。

おじさんたちのみっともない姿をたくさん見てしまった。 

 

役割り分担もきちんとできないようなところは、仕事を受けるのをやめろー

 

有名な会社はやっぱりお金あるな~と思いつつも、不祥事で有名な会社はこういう感じなのだな~

会社の中の雰囲気悪いな~と感じた一件でした。

短期間の出向で赴いたのですが、長期間ならたぶん仕事辞めてたのではないかと思うくらい酷いところでした。