アラキタウン

黒歴史や生き恥を切り売り

ララランドのラストの「愛してる」が軽過ぎる。

ララランド今さらですが見たのですよ。

確かに、評価が高いだけあってめっちゃ面白かったです。

映画見ているのに舞台を見ている感覚になるのは本当に感心しました。

 

 

 

いきなり踊る。いきなり歌う。

圧倒的歌の量。普通にミュージカルじゃんって思いました。

 

 

夢追いかけるって難しいですよね。生活とかあるし、

ストーリーも夢を追いかけたことのある人には心にくる話だったと思います。

最初の方のバイトして、夢を叶えるためにオーディション受けて、でもバイトのシフト入れられて、抜けれなくて、、、

本当によくあるエピソードだけど、これが現実なのですよね。

僕もバンドやっていたときに、周りに居ました。

仕事辞めてまでバンドしているのに結局バイト漬けになっている人。

 

一人で劇をしても人が集まらなかったり、、、これが芸能系の辛いところですよね。

どれだけクオリティ高くてもその人を知っていないと来ようがない。

その人の人望とか、知名度に引っ張られてしまう

この場合は、人集められないなら劇をするべきではなかったのでしょうけどね。

 

セバスチャンはお金のために、やりたくないバンドをやってましたね。

これに関しては、一応音楽という大枠の中には入ってる訳ですし、音楽を仕事にしたくてもできなかった人のことを思ったら幸せなのでわって少し思ってしまった。

そして、人気バンドである程度やって、名前を売って自分のネームバリューを上げてから抜けて、自分でやりたいようなバンド組めばいいのではって思った。

演奏技術は高いらしいし、曲が古臭くてもある程度は稼げるようになるのでは・・・

 

夢は叶えて、二人は結ばれないハッピーバッドエンド

そして、大体の人は夢半ばで終わるのでしょうけど、

ただこれは映画。

最後はいきなり5年後に飛び、ミアはちゃんと女優デビューも果たし、セバスチャンはちゃんとお店を持ったしハッピーエンドと思いきや。

ミアは別の人と結婚していて、子どもまで授かっているラスト。

 

辛すぎる。

 

あの最後に言った「愛してる」は何だったのか。

切ない。切なすぎる。

しかも子どもけっこう大きいし、それで5年後ということは、かなり早く見切りつけちゃったのかと思われるのですけど。。。

 

 

何故か思い出したのはkey作品。

手法としては、突然な悲しみのラストにして、心を抉って感動させ、印象付けるというもの。

個人的には嫌いではないけど、突然過ぎるから心臓に悪いわ。

かなり印象には残ったから成功といえば成功。

 

ただ、このラストを思い返すたびに、最後に言った「愛してる」の言葉がどんどん軽くなっていくのですよね。

悲しい。

 

 

 

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